僕らが旅に出る理由10


ゾロとのセックスに慣れたカラダだけに、サンジのソコはすぐにゾロの指を飲み込みはじめた。

奥の感じる部分を擦られて前も弄られると、もうわけがわからなくなりそうで、声を殺してゾロにしがみつく。

「声出せよ」

「ンッ…ウルセェ…」

ゾロに引っ付いていたカラダをひっくり返され、ズボンを足から引き抜かれて全て曝された。

あお向けのまま腰に高く持ち上げ、解していた部分にもう一本指を増やし、差し込んでかきまわす。

「ンああっ!ヤだっ…あこんなのっテメーふざけんなっ!」

「お前が素直じゃねぇからだろ」

「やめっ…ゾロっ…こんなカッコっ…んっ…」

「もうイキそうか?」

さらに指を増やされ、先走りで濡れた尖端をイジラレると頭が真っ白になった。

「んあっ…俺イクっ…ぞろぉ…」

今にもイキそうだったその時、指を入れられたまま、突然与えられていた刺激を止められた。

「…ぞろ…?」

突然放り出されて、上気したままの顔で戸惑ったようにゾロを見上げる。

ゾロがニヤリと笑った。

「いきてえか?」

「イカせてほしけりゃさっきの答え聞かせろ」

「…は…?」

「お前がなんでオレとヤんのか」

「…あ?…」

サンジがきんいろの髪を汗で額に貼り付かせ、ぽかんとした妙に無垢な眼差しで見上げてきた。

めちゃくちゃ突っ込みたい衝動に駆られたが、ぐっとガマンする。

サンジはぼんやりゾロをみていたが、そのうちに何を言われてるか理解すると、みるみる呆れ顔になった。

「・・なんだそのアホづら」

「呆れてんだよっ!!」

「んだと!おりゃっ!!」

ゾロが指をグルリとかきまわす。

「んあっ…ヤメロあほっ・・!」

「止めていいのか?んじゃやめるぞ」

ゾロの指が奥までさしこまれた状態でピタリと止まった。

「テメェ…」

サンジが涙目で睨んできた。

「覚悟しろっつっただろ」

サンジは白い腕で顔を隠し、顔を横に向けた。

「…言わなきゃわかんねぇのかよ…」


サンジの仕草がエロすぎて張り詰めた股間がヤバかったが

「お前からちゃんと聞きてえ」

ゾロがどんな顔で言ってんのか見たくて顔を隠していた腕をずらす。

思いのほか真摯な眼差しにじんわり胸があつくなった。





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